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筑陽学園中学校 校長あいさつ

『人間的成長なくして、学ぶ力の向上なし』

筑陽学園中学校 校長

筑陽学園中学校
校長 新田光太郎

本校は、平成3年に中高一貫科を設置して以来、「人を愛し、ひとに愛される人間」という校訓のもと、平成から令和という時代の変化と共に、太宰府の地で、多くの生徒を送り出してきました。 この地で、学園創立100周年を迎えることができたのも、時代の変化に影響を受けない普遍的な真理である校訓のもと、ぶれない教育を実践することができたからだと自負しています。
昨今のような変化の激しい時代の中で、力強く生き抜くためには、これから起こる様々なことから目を反らさず、すべてに意味を見出し、その意味を肯定的に捉え、チャンスに変える力を育成していくことが必要です。
また、中学・高校の6年間は、子供から大人への転換期でもある最も重要な時期であるため、時代の変化に柔軟に対応し、豊かな情操と誠実でたくましい実践力を育成しなければなりません。 これらの力を育成するためには、沢山の人と出会い、友情を育み、自他の「共通性と多様性」から学ぶことが大変重要です。 そして、この学びこそが、生徒たちの人間的成長を促進し、「自立と自律」の精神を養うのだと信じています。
このような本校の教育方針のもと、生徒たちの人間的成長を促すことが、学ぶ力の向上に繋がると確信しています。
なぜなら、人間的成長と学ぶ力というものは相関関係にあるからです。したがって、生徒は人間的成長を続けることで次第に物事に対する意識や思考、そして行動が変わり、自他の違いを認知することで、学びの深さや幅を広げていくと考えます。 これこそが、人間的成長による学ぶ力の向上であり、学ぶ力の向上による人間的成長であると確信しています。
このような考え方のもと、本校はこれからも新たな教育システムを独自の視点で検証し、効果的に取り入れます。 そして、この太宰府の地でしかできない教育を探究し、生徒自らが自分の強みに気づき、その強みを発揮できる生徒を育成して参ります。

新田光太郎 筑陽学園 創立100周年「夢 愛 未来へ」

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